言葉とは、その人自身をあらわすもの。
香りとは、思考をこえ、本能が選ぶもの。
「読むアロマ」は、言葉と香りを組み合わせ、心の解像度をあげ、自分自身とつながる安心感をもたらします。
物語の感想も、香りの感じ方も自由な世界。
そこに他者は存在せず、感じたことは自分にしか分からないのです。
好きな本、好きな香りから語られるストーリーは、一見現実とは関係のない手順をとりながら、自分だけわかる形で目の前の現実の見え方を変えます。
なぜなら、それは自分自身を観察する作業だからです。
自分の語った言葉、選んだ香りが、心のなかに散らばった点と点を結び付け、ひとつの像を結んだとき、漠然としたものの輪郭をくっきりと浮かび上がらせます。
そこから、新しい選択やビジョンが生まれます。
言葉と香りを手がかりに、あなたがまだ気づいてないあなた自身との出会いをつくります。